June 10, 2008

あしたの会



日曜日、こどもたちとセシオン杉並の「セシオン祭り」に出かけました。
やきそば、かき氷、お団子…と食べ歩き、
土建屋さん(?)のやってる本箱も作ってみたり
粘土で額を作るアートに挑戦したりと、
思ってたよりもう〜んと楽しい地域のお祭り!!

館の中では作業所の出店がいくつか。
皮革に型押し着彩の「干支携帯ストラップ」を買いました。
こどもたちのそれぞれの干支で、黄色いのが寅、緑にピンクの申です。
彼らは携帯も財布も持っていないけど
なんだかとっても欲しくなってしまったのでした。

家に帰って下のちびはさっそく
寅と申でお芝居ごっこです。ちやりちゃり鈴を鳴らしながらぴょんぴょんと歩かせては
「ねえ〜さる〜一緒に遊ぼう〜」「いいよ〜とら〜」とまぁ、
いつものパターンですが…。

もう一つ買ったステンシルの布巾の中に
「中途障害者の福祉作業所の製品です」と紙が入っていました。
紙にはこう書いてありました。

−私たちは作業所で働くことを通じて「こころ」と「からだ」のリハビリを続け、仲間同士の励ましと助け合いの中で、製品を仕上げていますー
「あしたの会」というのだそうです。

こんなに小さな干支の型を、皮に押して、
着彩して行く工程を想像しました。
布巾にステンシルで着彩して、乾かし、
袋に入れる作業を想像しました。

この作業の中でどんなにたくさんの 
さまざまな「想い」があるのでしょう。

私もモノ作る仲間としてその「想い」を共有しているような
気がして、この革細工の中に自分さえ見いだしてしまうのでした。

来年も行こうっと。「セシオン祭り」
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